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セルフ写真館に最適な物件の探し方~失敗しない為の5つのポイント~

セルフ写真館を始める時、多くの人がつまずくのが「物件選び」
まだ認知度がそこまで高くないセルフ写真館を個人でやろうと考えたら、内装や機材だけでなく「どこでやるか」がとっても重要です。

今回は、これからセルフ写真館を始めたい方に向けて、物件選びで押さえておきたい5つのポイントを詳しく解説していこうと思います!

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オズ
オズ

セルフ写真館はよくある写真館のように
大きなスタジオは必要ないのでいくらでも
選べると思いますが、最低限チェックして
おいた方が良いポイントを解説します!

僕は自宅の近くで開業しようと思っていたんだけど
それでも大丈夫かな?

①まずチェックするのは最寄り駅の乗降客数

これからセルフ写真館を開業しようとしている多くの人は駅の近くで開業しようと考えているかと思います。
駅から離れた郊外に出店するよりも集客などの面でも有利になることが多いので駅の近くの方がオススメです。
ただ、駅から近ければどんな駅でも良い、という訳ではありません。

ここで重要になるのが「乗降客数」というものです。

乗降客数とはその名の通り、「その駅に乗り降りしている人の数」です。

都会のように1日の乗降客数が何十万人、東京駅のように100万人を超えるような駅もあれば数百人、数千人のところもあります。

駅から近いからといっても乗降客数が数百人の駅では売上を上げるのはなかなか難しいと思います。
もちろん乗降客数が全てではありませんが、チェックするポイントの1つになるのは間違いありません。

さて、突然ですがあなたの自宅の近くの最寄りの駅の乗降客数ってご存知ですか?

検索サイトは色々ありますが、例えば

駅別の乗降客数 | railway.sidearrow.net

こちらでは全国の路線の乗降客数をランキングで見ることもできますし、Googleなどで「〇〇駅 乗降客数」と検索するだけでも調べることができますので是非お試しください。

個人的な目安としては最低でも2~3万人くらいの乗降客数があるエリアを選ぶようにしたほうが良いかと思います。

10万人以上だったら最高、逆に数千人ほどのエリアでは集客が難しくなる可能性が高くなってしまうので一つの参考にしてみてくださいね。

②立地は「人通り」より「ターゲットとの相性」が大事

先程「乗降客数」が大事という話をしましたが、駅近にしないといけないという訳ではありません。
一つの目安としてもちろん見ておいた方が良いですが、それよりも大切なのは自分のセルフ写真館が「誰に来てほしいか」ということです。

私は事前準備もほぼなく、なんとなく「きっと若い子が利用してくれるんだろうなぁ」と思っていましたが、実際来るのは2~30代の方がほとんど。想定していたターゲットと実際は違うということも多々ありますが何もなく始めるより事前にターゲットを想定しておき物件探しや店舗作りをしてみてくださいね。


ターゲットの想定で言えば…

  • 若者向け → 原宿・下北沢・渋谷などのトレンドエリア
  • カップル向け → デートスポット近くや落ち着いた住宅街
  • ファミリー向け → 郊外のショッピングモール周辺 etc…

他にも撮影用途でもマタニティフォトや記念日などでの撮影、赤ちゃんの撮影、ビジネス用途での利用など、どんな人が、どんな撮影用途で利用してくれるのかを考えながら立地決めをしてみてくだい。

③必要な広さと用途をチェック

セルフ写真館に必要な広さは、最低でも約10〜16㎡以上は欲しいところ。

撮影スペース・照明・三脚・モニターのスペースが取れる広さがあるかを必ずチェックしてください。
背景布や背景紙を張るためには、サイズにもよりますが、幅1.5〜2m、高さ2mほどは最低限あった方がいいです。

また他にもどんなスペースを設置するかによって必要な広さは変わってくるので、他のセルフ写真館に行ってみたりHPやSNSなどで店内の画像を見たりしながら考えてみてくださいね。

  • メイク台は必要?
  • 着替えのスペースはいる?
  • 撮影小物を置く場所はどのくらい必要?
  • こじんまりした店がいい?
  • ゆったりと撮影できる広い店がいい?

物件の広さはもちろん広い方がいいですが、広ければ広いほど家賃が高くなる。
狭い方が家賃は安く初期費用も少なくて済むが、後から色々物を増やしたり新たにスペースを使う事を増やすとかなり店内が窮屈な感じになってしまう。
(実はうちの店がそうです…。なんだかんだ物を増やしていき段々と狭くなってきてしまいましたw)

また、物件は「住居用」ではなく、事業用(店舗・事務所利用可)で探しましょう
住居用マンションでは営業ができないケースが多いので、内見前に不動産会社や物件サイトなどでしっかりと確認しておきましょう。
まあ大体の物件サイトには基本情報に書いてあると思うので大丈夫だとは思います。

オズ
オズ

ちなみにうちの店はマンションタイプの部屋で
広さは20㎡くらいです。
駅徒歩3分で家賃もかなり安く即決してしまいましたが、
今思えばもう少しちゃんと考えて決めた方が良かったと
若干後悔もしていますw

初期費用を抑えるのなら家賃の安い物件が良いけど
お客さんが来て売上が取れないと安くても意味がないから
ちゃんと考えてから決めないと…

ちなみに過去記事で物件についてのもっと細かい話もしていますので良ければチェックしてみてくださいね。

過去記事:セルフ写真館の開業方法を徹底解説!

④初期費用や契約条件も忘れずに確認

物件を借りる際の初期費用や契約条件も忘れずに確認してくださいね。

初期費用は大体家賃の3倍ほどは見ておいた方が良いです。

物件を借りる際は家賃の他に最初に敷金や礼金などがかかります。(基本的に各1ヶ月分はかかると思っておいた方が良いです。まれにどちらかが0という物件もある)

家賃10万円の場合は敷金1ヶ月分、礼金1ヶ月分だと合計30万円。

うちの場合は家賃6万円で敷金なし、礼金1ヶ月分だったので合計12万円ほどで借りることができたので、初期費用をかなり抑えることができました。

物件によって家賃も敷金・礼金もまちまちなのでしっかり確認しておきましょうね!

そして次に契約条件ですが、これは物件サイトなどでも書いてないことが多いので内見の際などに確認が必要です。

例えば、

  • 〇時~〇時までしか営業してはいけない
  • 無人での営業はNG
  • ペット不可
  • 騒音はNG etc…

他にも物件によって貸主の意向などで様々な制約があったりもします。

最初から全て把握するのは難しいですが自分の店がどういった風に営業していくかをイメージして内見時などにしっかり担当者と話をしてみることが大事です。

オズ
オズ

私は何もわからずほぼ確認せずに契約してしまいました…
契約時に営業していいのは19時まで、ペットは全面的に
NGというのを知り心の中で「おぉ…マジか」となったのを
今でも覚えていますw

写真館でもペットと一緒に撮ったりすることもあるし
ペット可だったらお客さんの利用ももっと増えたかも
しれないね。確認できることはしておかなきゃ。

⑤物件探しのコツ~探す方法とタイミング~

セルフ写真館に使える物件を探すのは難しくはないですが、参考までに以下にいくつか上げておきますね。

  • 物件検索サイト(例:アットホームやホームズなど)
  • 不動産仲介会社に「セルフ写真館をやりたい」と相談する
  • 地元の空きテナントを直接訪れてみる

などなど様々な方法があります。

私はアットホームで最寄りの物件を探し、内見をいくつかしてみてから決めました。

ちなみにですが内見は必ずしたほうが良いです!

駅からの実際の距離感や物件周辺の雰囲気、物件の中も写真と実際とでは違う部分もあるし、広さも思っていたより狭い、使いづらそうなど色々あるので絶対に一度は見た方が良いですよ!

また、春や秋は新規出店も増えるため、競争が激しくなることも。

タイミングを逃さず、良い物件が出たらすぐ動けるよう準備しておきましょう!

まとめ

今回は物件の探し方、失敗しない為の5つのポイントについて解説をしていきました。

正直セルフ写真館をやることのできる物件というのはいくらでも見つかるとは思いますが、

  1. 最寄り駅の乗降客数のチェック
  2. 「ターゲットとの相性」の確認
  3. 必要な広さをチェック
  4. 初期費用と契約条件の確認
  5. 物件の探し方、タイミングの見極め

以上をチェックしながら物件探しをしてみてくださいね!

現在、個人でセルフ写真館を開業したいという方へ向けた無料相談も受け付けていますのでご興味ありましたらお問い合わせフォームよりご連絡くださいませ!
(無料相談の期間は未定です)

この記事を書いた人
セルフ写真館オーナー
オズ

収入に不安を感じながら小売業界で10年以上働き、お金の勉強を始めてFP2級を取得。株式投資を始め300万円の貯金を作ることに成功。
300万を元手に2021年にセルフ写真館を個人で開業。
まだまだ日本で認知度が低いセルフ写真館をもっと有名にしていきたい!
個人でセルフ写真館を始めたい方へのコンサルもします!

セルフ写真館開業話
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