セルフ写真館を始めてみたいけど、何を揃えればいいの?と悩んでいませんか?
最近では自宅の一室や小さなテナントでも始められるセルフ写真館が注目されており、個人で開業する人も増えています。
しかし、「なんとなくカメラと照明があればいいんでしょ?」と思っていると、開業後に「足りない!」「使いづらい!」となってしまうことも。
そこで今回は、これさえあれば大丈夫!という開業に必須なアイテム10選を、初心者向けに分かりやすく紹介します!
以前の記事【セルフ写真館に必要なものって?】と重複する部分もあるかと思いますが、合わせてお読みいただければ幸いです!

カメラとか機材が必要なのはわかるけど、
他にはどんなものが必要になってくるんだろう?

機材はもちろんですが、「絶対にこれはあった方が良い!」
というものもいくつかあるので1つずつ解説していきますね!
1. 一眼レフカメラまたはミラーレスカメラ
まずは当たり前ですがカメラがないとセルフ写真館はできませんw
セルフ写真館の中心となるのがカメラ。お客様が自分でシャッターを切っても、しっかりと高画質な写真が撮れることが重要です。
ですがプロのカメラマンが使うような、何十万円もするようなカメラは必要ありませんのでご安心ください。もちろんカメラ・レンズによって仕上がりは変わりますが、セルフ写真館でそこまでこだわらなくても大丈夫ですよ。
今のカメラは良いので変に安い古いモデルでなければ画質も1000万画素以上はあるので普通に撮るだけで綺麗に撮ることができます。
【おすすめのポイント】
- Wi-FiやBluetooth対応でリモコン操作ができるもの
- モノクロなどカラー以外も撮影できるもの
- 中古でも可!5〜10万円前後で良品が手に入ります
2. 三脚(カメラ用)
次にカメラを安定して設置するための三脚もマストです。
セルフ写真館では、お客様がぶつかっても倒れないように、しっかりとした安定性がある三脚を選びましょう。
1,000円程度のものもありますが、足が細かったり素材が弱くて不安定だったりすることがあります。
安くても4~5,000円くらいのものにはした方が良いです。
私は最初安い三脚を買ってすぐに破損させて買い直しになりました…
【ポイント】
- 耐荷重2kg以上が安心
- 高さ調整がしやすいタイプ
- 滑り止め付きの脚がおすすめ
3. リモートシャッター
セルフ写真館の「セルフ」たる所以はこれ!
お客様が自由にシャッターを切れるように、ワイヤレスリモコンまたは有線リモコンで操作ができる仕組みを用意しましょう。
Bluetoothタイプや赤外線タイプなどがあり、カメラのメーカーによって対応機種が異なるので要確認です。
4. ライト(照明)
良いカメラを使っていてもライティングが悪いと、せっかくの撮影も台無しになってしまいます。
セルフ写真館では、誰が撮ってもキレイに撮れるような照明環境をつくることが重要です。
室内ではどうしても光量が足りず暗めの写真になってしまいがちです。
ソフトボックスを設置したりストロボを付けてみたりするだけでも写真の仕上がりがかなり変わりますのでライトは必須です!
【ポイント】
- 定常光タイプ(ソフトボックスやリングライトなど)
- ストロボ(カメラに付けるものでも可)
- 色温度調整(電球色〜昼白色)が可能なタイプ
2灯以上あるとより立体感のあるライティングが作れます。
5. 背景布(背景ペーパーや壁紙でもOK)
おしゃれな撮影空間を作るために、背景にもこだわりたいところ。
白無地、黒、ベージュ、くすみカラーなど、雰囲気に合わせて数種類用意しておくとGoodです。
うちの店では背景布を使用し、白・黒・グレー・ピンクを基本のカラー、柄物は有料のオプションとして3つ用意しています。
また、背景布や背景紙を使用する際は背景スタンドも用意しましょう。
こちらも安い物は1~2,000円程度でも売っていますが、サイズが小さかったり幅の調整が3段階くらいでしかできないものや、支柱や三脚部が細く不安定で倒れやすかったりするのでちょっと良い物を選んだ方が良いです。
うちの店では幅の調整も無段階で調整できるタイプを使っています。背景布などサイズがバラバラだったりするので無段階調整のタイプは非常に使い勝手が良いのでオススメです。
【ポイント】
- 背景布(数千円程度と安価だがシワになりやすい。洗濯できるので長く使える)
- 背景紙(プロっぽい質感だが1万円以上と高価なものが多い。汚れたら切るしかないので買い替えが発生する)
- おしゃれな壁紙を貼ってスタジオ風にしても◎(定期的に張り替えれば今しか撮れないという差別化にもなる)
6. モニターまたはタブレット(プレビュー用)
お客様が撮影しながら自分の姿を確認できるように、カメラとつないでリアルタイムで映像を確認できるモニターを設置するのもセルフ写真館では必須です!
【ポイント】
- HDMI対応の外部モニター や iPadなどのタブレットなど(おすすめはモニター)
- スマホでも可能ですが、画面が小さく見づらくなってしまいます
自分の姿をモニターで確認しながら撮影できるのがセルフ写真館のメリットでもあります。
お客様が見やすいものを選びましょう!
7. 撮影小物(チェア・花束・ぬいぐるみ ・バルーンなど)
セルフ写真館の楽しさをアップさせるのが撮影用の小物。
テーマに合ったアイテムを用意すると、「写真が映える」「SNSでシェアしたくなる」空間になります。
ピンクなど色で統一させて可愛くしてみたり、パーティ用などの面白グッズを集めてみたり、どんなお店にしたいか、どんなお客さんに利用してもらいたいかを考えながら用意しましょう。
小物は色んな種類があった方が良いですがあまりにも多すぎるとごちゃごちゃしてしまうので、テーマを決める・お客様の反応を見る・随時増やしていくという感じでもOK。
【おすすめ小物】
- おしゃれな椅子やソファー
- 造花のブーケ・花束・一輪タイプ
- ぬいぐるみ、サングラス、帽子など変身系アイテム
- イベント用の装飾(ハロウィン・クリスマス・バースデーなど)
8. ミラー&フィッティングスペース
意外と見落とされがちですが、姿見(鏡)や簡易更衣スペースも重要です。
撮影前にお客様が身だしなみを整える時間があることで、安心感と満足度がグッと上がります。
なくてもセルフ写真館はできますが間違いなくあった方が良いです。
更衣スペースはカーテンで仕切るだけでも◎
うちのお客様でもお子様のお着替えをして撮影だったり、マタニティやウエディング用の撮影もあるので更衣スペースに使える場所があって良かったです。
9.メイクスペース
セルフ写真館を利用するのは、7~8割が女性のお客さんです。(うちの場合です)
カップルでの利用はもちろんですが女性同士でも、お一人でも女性のお客さんの利用が多いです。
女性の多くは撮影前にはメイク直しをして身だしなみを整えて綺麗な姿で撮影をしたいですよね。
私の店の場合ではメイク台、ミラー、ヘアアイロン、クシ、コットンパフ、ヘアピン、ヘアゴム、綿棒、アホ毛直しなどを用意してます。
どんなものが必要かはお客さんや女性のお友達などに聞いてみて必要なものを揃えておきましょう。
メイクスペースはないよりは小スペースでもあった方が絶対に良いですよ!
10. 清掃用具・空間の快適さを保つアイテム
快適な空間づくりのためには、清潔感と居心地の良さがとても大切です。
当たり前ですが、自分が行ったお店が清掃も大してされていないような汚い店だったら次に行くかどうか悩みますよね。それを超越できるほどの接客技術などがあるなら別ですがw
セルフ写真館はリピートが少ないというか、誕生日や記念日などのイベントでの利用がほとんどなので、多くても年に1~2回利用してくれるかどうかという感じです。
リピートを得るためにも写真の仕上がりはもちろんですが、プラスで「店内の清掃」と「お客様に満足いただける接客」を心がけていきましょう!
【用意しておきたいもの】
- コロコロ・モップ・掃除機
- アロマディフューザーや空気清浄機(空気対策)
- 夏は扇風機・冬はヒーターなどの空調器具
見落としがちな「快適さ」を整えておくことで、リピーターにもつながったりしますよ!
まとめ

セルフ写真館の魅力は、自分らしい空間を自由につくれること。
今回紹介したアイテムをそろえれば、最低限の設備はバッチリ整います!
もちろん、すべて最初から完璧に揃えなくてもOK。
「必要なものを少しずつ足していく」スタイルでも十分です。
お客様の声を聞きながら、よりよい空間に育てていくのもセルフ写真館の楽しみのひとつです。
ぜひこの記事を参考に、あなたらしいセルフ写真館づくりを始めてみてくださいね。
開業について迷っていることがあればぜひご相談くださいね!30分の無料相談もまだまだ受け付けております。
本気でセルフ写真館の開業を考えてるという方はぜひお話しましょう!
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