今回は前回ご案内した通りセルフ写真館の運営・集客方法について徹底解説していきます!
個人で運営して4年目の私が今まで運営してきて気付いたこと、早くやっておけばよかったことなどたくさんあるので参考にしていただければと思います!
物件も見つかってこれから開業だけど、
ちゃんと運営していけるか不安だなぁ。
正直セルフ写真館の運営自体は結構簡単、というかシンプルです。
やっぱり大変なのは「集客」ですね。
この記事を読んでもらえればわかると思いますのでぜひ最後まで
読んでみてくださいね!
セルフ写真館運営の1日の流れ
まずは私がやっているセルフ写真館の1日の流れをざっくり解説していきますね。
これは前回の記事の、「無人で運営する為には」にも書いてある内容と重複しますので飛ばしてもらっても大丈夫です!
- 店舗の鍵を開け入店
- 開店前の清掃
- お客様来店時にプランや機材の使い方のご説明
- 撮影中にトラブルがあった際の対応
- 撮影後の写真データをお客様のスマホへ移行
- 片付け・清掃・レジ締め
- 戸締まりをして退店
流れとしてはこんな感じです。特に難しいことはありませんよね。
ぶっちゃけ運営については特に書くことがありませんw
機材関係など難しいことも多少ありますが、カメラの設定(シャッタースピード・F値・ISO感度など)もご自身の店舗の撮影環境に合わせたものを決めてしまえば基本的にいじることはないので、少し教育すればアルバイト1人でも運営は十分できてしまいます。
セルフ写真館は撮影時間こそセルフですがご来店から撮影までのご説明の時間や、撮影終了後のデータお渡し時などにご説明もおこないます。
1組当たりに対して対応する時間は10分もないかもしれませんが、その短い時間でもスタッフの対応は気になるものです。
ご来店した時の挨拶の仕方、プラン・機材の使い方などの説明時の言葉遣いや話し方、私はアルバイトの頃からほとんど接客業しかしてこなかったのでお客様対応については自信があります。
店舗が完成したら一度、お客様対応の流れをご自身でやってみてマニュアル化しておけばスムーズにいくかと思いますのでお試しくださいませ。
集客方法
セルフ写真館の運営や開業自体もあまり難しくはないのですが、運営をしていくとなるとお客さんの集客ができないと店舗を存続できません。
私も店舗を開業するということ自体が始めてだったこともあり集客には苦戦しました。
次に書いているのは私が開業前にしっかり準備ができていなかったことで、「これはやっておいた方がいい!」と思ったことを書き連ねていきますので是非参考にしてくださいね!
セルフ写真館自体まだ店舗数も少なくて、正直集客の正解はないかと思います。
・まず思いつくことは何でもやってみる。
・上手くいかなかったものは排除し、上手くいったものを伸ばしていく。
集客をするにはほとんどの場合お金がかかります。
ご自身の無理のない範囲で試せるものはどんどん試していきましょう。
集客の前に:どんな店にしたいのかイメージする
物件が決まったら(決まる前でも)まずはお店のイメージをしておきましょう!
ベースの色は?ポップなカラー?シンプルな作り?シックな感じ?可愛い感じ?おしゃれな感じ?などなど自分で決めていかないといけません。
なかなか自分では思い浮かばない人は他のお店を参考にしても良いかと思います。
何も考えていない状態だと準備に時間がかかってしまいもったいないので、少しでもスムーズにオープンできるよう事前にイメージは固めておきましょう!
HP、公式LINEなどは早めに準備する
まず、あなたのお店にHPは必要ですか?公式LINEは必要ですか?もちろんこの2つでなくてもいいですが、運営や集客に何を使うのか、考えておかなければいけません。
さすがに何も使わない、ということはないと思います。
店をオープンしただけではお客様は来ません。(立地がめちゃめちゃ良いなら少しは来るかもですがw)
私の場合はマンションタイプの1室でやっているので外からお客様が見てわかるような状態ではありません…
さらに看板なども外に設置ができないので完全にネットやSNS・チラシなどから誘導するしか知る術がありません。
どのツールを使いお客様を誘導するか?それがSNSなのか、HPなのか、公式LINEなのか、またそれを発見してもらう為にどの広告を使うのか?など考える事はたくさんあるし上手くかないことも多々あるかと思います。
何が悪かったのか、何が良かったのかをしっかりと分析しながら試行錯誤していけるといいですね!
ちなみに私の店ではHPも公式LINEもSNSも運用しています。
Google広告を使い検索した人にHPを見てもらう→予約は公式LINE経由なので興味ある人に登録してもらう→クーポンやキャンペーンの発信をし来店に繋げる、という流れを取っています。
SNSに関しては現在広告は行っていませんが、モニター募集などの投稿にDMをいただくこともあるのでやらないよりはやった方が間違いなく良いです。
インスタやX(旧Twitter)などSNSを活用する
セルフ写真館といえばSNS映え。おしゃれな写真が撮れる空間をしっかりアピールすることが大事です。
店舗の作り込みは正直やろうと思えばいくらでもお金がかけれてしまいます。
マンションタイプなどは壁もシンプルな白、床は最低限でもフローリングマットや壁紙なども今ではネット通販などで安い物も買えるので変更したほうが店内のイメージをガラッと変えれるのでオススメです。
店舗の大きさにもよりますが数万円程度あればメインのスペースは壁紙・床は変更できるかと思います。
また、開業前にはSNSを使い店舗の初期段階から開店までの推移を投稿し早い段階から興味のあるお客様に認知してもらえるようにしましょう。
投稿内容に関してはお客様が来ないと何もできないのでまずは自分やお友達、モニターキャンペーンなどを活用しある程度の投稿数が確保できるようにしましょう!
- 店内の雰囲気が伝わる動画や写真
- 撮影小物などを使用した写真や小物の紹介写真
- 撮影プランの紹介
- 実際に撮影しているお客様の楽しそうな様子(もちろん許可を取った上で)
- 撮影した写真を可愛く加工してビフォーアフターを見せる etc…
また、定期的にキャンペーン投稿を行うのも効果的。例えば、「#セルフ写真館チャレンジ」のようなハッシュタグを作り、投稿してくれた人に特典をプレゼントするのもアリ。
季節毎のキャンペーンやテーマを作る
セルフ写真館は季節との相性は良いのでキャンペーンなどは必ず用意して活用しましょう。
具体例
- 春:1月の成人式、特に3月の卒業シーズンは学生さんがめちゃくちゃ増えます!
- 夏:セルフ写真館の閑散期。夏休み・海・花火などを絡めキャンペーンを作成し少しでも売上が欲しいところ
- 秋:ハロウィンイベントはお友達同士やカップルでの来店が多くなるのでペア割やコスプレプランなど
- 冬:クリスマスはコスプレキャンペーンやカップルキャンペーンなど
次に季節やイベントに合わせたテーマ企画です。
具体例
- 春:桜や新生活をテーマにした撮影セット・小物の準備
- 夏:海や花火をイメージした背景や小物
- 秋:ハロウィンを意識した背景や小物
- 冬:クリスマスのツリーやプレゼントなどを使い店内装飾。撮影小物の準備
季節毎のテーマに沿った装飾など、最初は難しいと思います。まずは他のセルフ写真館や他業種でも良いので参考にしてみると良いです。
私は基本センスがないので他の店などを調べて色々取り入れさせてもらってますw
チラシを作成し配布する
チラシって会社だったりが大量に依頼しているイメージですが、今では個人でも少量でチラシを頼めるラクスルなどのサービスがあります。(私も何度もお世話になってます!)
個人で何千・何万枚ものチラシを頼むのはかなり金銭的にも難しいところですがラクスルでは数百枚でも印刷の依頼ができます♪
まずは店舗の近隣住宅などにポスティング・駅前などで配布・近隣店舗と協力してお互いのチラシを置かせてもらうなどしてみて集客につながるかを試験的に行えます。
チラシなんて意味ないと言われそうですが、どんなお客さんが来るかわからない状態では試せるものは試した方が良いです。
印刷自体は数百枚だったら数千円ほどで頼めるのでちょっと試してみてもあまり痛くない金額ですよね。。
今まであったトラブル
運営自体は先程の通りとてもシンプルなのですが、トラブルは多少なりともあります。
当店で実際にあったトラブルを簡単に書いていきますね。
・お客様のドタキャンが発生、さらにキャンセル料を払ってもらえない。
・前のお客様のご利用時間がオーバーしてしまいブッキング。
・リモートシャッターの調子が悪く撮影が何度もストップしてしまった。
・店舗までの道順がわからない。 etc…
色々な問題がありましたが、これらは予約完了メッセージなどの内容の精査、HP・LINE・SNSの充実、機材などについての知識、接客応対レベルの向上などで問題はほぼ解決します。
あとは他のセルフ写真館でよくあるトラブルも書いておきますね。
・スタッフの対応が悪い。
・一組当たりの時間が短くスタッフに急がされる。
・仕上がりが思ったものと違う。
・カメラが固定なので色んなパターンの写真が撮れない。
・小物が少ない。 etc…
色んな店舗で多く聞かれるトラブルが「スタッフの対応が悪い」というものです。
みなさま経験があるかと思いますが、スタッフの対応が悪い店には極力行きたくなくなりますよね。
飲食店・スーパー・美容院・コンビニなど、対応の悪いスタッフが1人いるだけで再来店してもらえなくなります。
探せば他にも良い店はいくらでもあるので。
セルフ写真館って基本的にはほとんどのお客様に楽しんでもらえるものです。(写真が嫌いというお客さんは基本来ないのでw)
うちの店でもほぼ全てのお客様に「楽しかった!」と言って帰ってもらえています。
接客に関しては基本の笑顔や言葉使い・話し方、これらができていればほとんどクレームになることはありません。
悪い店だと無愛想なスタッフがめんどくさそうな顔でお客様のご案内・説明をしたり、流れ作業のようにお客様を置いてけぼりでさっさと終わらせようとしたり…。
普通に考えればお客様が嫌だと思う事を平然とやっているようです。
スタッフ雇う場合はその人の言葉使いや態度・話し方などしっかり見極めてもらい、問題がある場合はお断りする。
採用する前にはお店のルールを伝え守ってもらう。
守れない場合は辞めていただく、という事をやっていただきお客様には嫌な思いをさせないような仕組み作りをしていきたいですね。
まとめ
今回はセルフ写真館の運営・集客方法についてお話していきました。
運営自体は個人で開業してもほぼ問題なくいけるかと思います。
どの業種でも問題になるのは集客ですので、ぜひとも今回の記事を参考にしていただければ幸いです。
セルフ写真館は全国的に店舗数も増えてきてはいますがまだまだ少ないです。
集客方法も確立されたものは全然ありません。
お客様の属性や撮影用途も立地や年代によって様々です。
開業後数ヶ月は大変かと思いますが試行錯誤しながら頑張っていきましょう!
下記に無料相談についても載せておきますので、セルフ写真館の開業を考えてる・これからセルフ写真館を開業してみたい、と思っている方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡くださいませ♪
本日もありがとうございました!
現在、個人でセルフ写真館を開業したいという方へ向けた無料相談も受け付けていますのでご興味ありましたらお問い合わせフォームよりご連絡くださいませ!
(無料相談の期間は未定です)
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