こんにちは、オズです。
今回は配当金投資でよく使われる用語である配当利回りと配当性向について簡単に説明していきたいと思います。
配当利回り
これは株価に対しての配当金の割合になります。
例えば1株1000円の株で、配当金が1株当たり30円だとすると、この株の配当利回りは3%となります。通常、日本株ではここから約20%が税金として引かれるので受け取る金額は税引後で24円となります。
つまり、この株を1株分持っていると年間で24円配当金としてもらえるということです。(一般的には日本株は100株単位の売買が基本です。今では1株から買える証券会社や、私も利用しているワンタップバイでは1000円単位で購入できます)
配当を実施している企業の配当利回りは平均で2.4~2.7%といったところでしょうか。
株価は日々変動しているので、先程の1000円の株も900円に下がれば配当利回りも3.3%、税引後で2.64%に上がります。なので同じ株でも購入するタイミングによって利回りは変動します。
また、利回りが7~8%などの超高配当の株もありますが、株価が極端に下がっていて利回りが上昇している場合は注意が必要です。
特にここ数ヶ月、コロナの影響で株価が暴落し利回りが上昇している高配当株がゴロゴロありました。しかし、多くの企業が休業に追い込まれて赤字に転落しています。そうなってくると配当金も出るかわかりません。日本の企業は配当金を減らしたり(減配)、配当をなくしたり(無配)する事も多々あります。
まあ企業が倒産してしまっては配当金どころではないので、しょうがないといえばしょうがないのですが…
配当性向
配当利回りと似た言葉ですがもちろん意味は違います。これは企業が利益の中の何%を配当金に回しているのかを知る為のものです。
またまた例えばですが、配当性向が30%の企業と90%の企業があったらどちらの方がいいでしょうか?
30%より90%の方がいっぱい配当金もらえそうだからいいですか?
答えはNOです。
もらえる配当金は配当利回りを見ないといけないし、また、配当性向が高いということは企業の利益が少なくなるということです。利益が少なくなれば設備投資や開発資金に回すお金がなくなったり企業の運転資金が足りなくなったりと色々問題が出てきてしまいます。
そして、あまりにも配当性向が高過ぎると企業が配当金を支払う事が難しくなり、配当を減らしたり(減配)、最悪の場合配当をなくしたり(無配)する事もあります。
せっかく配当金をもらおうと株を買ったのに、気が付いたら無配株になってしまっていた。なんて事があったら嫌ですよね。まあ私の保有している銘柄でも減配されたものはあります…
まとめ
配当利回り、配当性向の高過ぎる銘柄には注意が必要!
購入前にしっかりと下調べをする事を強くおすすめします。
今回は以上です、ありがとうございました。
コメント